2022年12月9日から10日に、クラウドユニバーシティの講師陣と、クラウドユニバーシティを運営する事務局・運営メンバーが京都に集結し、合宿を実施しました。
講師同士の交流と研鑽の場として、非常に有意義な時間になりました。
合宿のテーマ
~1日目~
・運営より MOVED及びクラウドユニバーシティの事業報告
・参加者 自己紹介
・インストラクション研修
・今後のサイボウズ製品以外の研修コンテンツ案について
~2日目~
・kintoneの良さ、活用方法をどう伝えるか(Why kintone?)
・kintone SIGNPOST ワークショップ
合宿1日目 – インストラクション研修
合宿のスタートは、運営よりMOVEDおよびクラウドユニバーシティの事業報告と、参加者の皆さんからの自己紹介から。kintoneなど仕事に関することを中心とした自己紹介ですが、何度も笑いが起きるなどと和気あいあいとした雰囲気の中でスタートしました。
続いて、初日のメインイベントであるインストラクション研修を行いました。実際の研修での話の仕方や組み立て方、見せ方の基本に加えて、研修効果を高める工夫などのインストラクションスキルについて、他の講師からフィードバックを行い、講師スキルのさらなる強化を行います。
また、今後クラウドユニバーシティで取り扱う新研修のコンテンツ案についても、様々なアイディアを出し合い、意見交換を行いました。
合宿2日目 – kintone SIGNPOST ワークショップ
合宿2日目は、 kintoneの良さと活用方法についてのディスカッションからスタート。
続いて「kintone を活用した業務改善を進めていくために必要なことは何か?」をテーマとして、kintone SIGN POST(キントーンサインポスト)を用いたワークショップを行いました。
kintone SIGNPOST(キントーンサインポスト)とは? 「kintoneで継続的な業務改善をするための道しるべ」として、kintone経験者の考え方やコツを体系的・網羅的にまとめたコンテンツです。
ワークショップの冒頭、「kintone SIGNPOSTとは何か?」「どんな活用方法があるのか」といったお話から、
中村講師からこんなアイディアをいただきました。
kintone SIGNPOSTは継続的な業務改善をするための道しるべですが、皆さんがこれまで業務を通して得てきたkintoneのコツと重ね合わせて捉えていくと理解しやすいでしょう。
先にkintone SIGNPOSTをみて考えるのではなく、業務改善に必要なことや、kintoneのコツをリストアップしてから、kintone SIGNPOSTと照らし合わせるのが良いと思います。
このことから、今回のワークショップは
①業務改善に必要なことや、kintoneのコツをリストアップ
②リストアップした項目をkintone SIGNPOSTと照らし合わせる
といった流れで進めることに。
業務改善を進めていくために必要なこととして、業務フローの見直しや周囲を巻き込むこと、今後のあり方についての言語化、小さく始めて継続的に改善していくことなどが意見としてあがり、その重要性について参加者同士で共有しました。
参加者同士で共有した「業務改善を進めていくために必要なこと」と、kintone SIGNPOSTに掲載されている内容を照らし合わせた結果、3分の1以上は一致する結果に。
「3分の2はカバーしているというのは、適当に言ったわけではなかったんだ(笑)」といったリアクションもありました。
kintone SIGNPOSTを読み込んだからと言って、kintoneが使いこなせるようになるわけではないと思います。kintoneを推進する立場の人間が、既にある情報をそのまま提供するのではなく、自分の言葉で置き換えて伝えることが重要だと考えました。
クラユニ合宿を振り返って
小林 信也
講師のみなさんと交流する機会は、私としても勉強になりました。
普段のやり取りでは聞けないような貴重な体験談などがお互いに共有できて、講師のみなさんにとっても有意義な時間になったと思います。今後とも定期的に交流の場を作り、単なる事務局と講師の関係ではなく、1チームとしてクラユニを盛り上げていきたいですね。
クラウドユニバーシティの講師紹介
クラウドユニバーシティは、様々な企業に向けたサイボウズ製品の導入提案や開発、運用実績を持つプロの講師陣が研修を担当しています。現場で得た幅広い知識があるからこそ、受講者のあらゆるニーズに答えることが可能です。クラユニ講師紹介ページにて、各講師をご紹介しておりますので、ぜひご覧ください!