kintoneノウハウはある。それでもあえてクラユニの研修を選ぶ理由

受講コース:kintone連携 krewシリーズ(krewData 単品選択プラン)他
受講日:2022年5月
受講形式:企業研修
受講人数:10名

経営に関するあらゆる悩みを解決する総合コンサルティングファームの「TOMAコンサルタンツグループ」様。eラーニング、公開講座のご受講に続き、2022年5月には、プラグイン「krewData」の連携に特化した企業研修をご導入いただきました。 サイボウズの公式パートナーでもある同社が、クラウドユニバーシティを選んだ理由について、ITコンサル事業部の岩本 慶様に伺いました。

会社名TOMAコンサルタンツグループ株式会社
業種総合コンサルティングファーム
従業員数200名(グループ全体)

無料セミナーでは得られない、一歩踏み込んだ内容が決め手に

クラウドユニバーシティさんとの出会いは、もう4~5年前になるのかな?
当時は「kintone university」という名前だったと思います。kintoneの研修を探しているときにインターネットで見つけたのがきっかけで、それ以降折を見て、受講させてもらっています。

直近では企業研修という形で社員がまとまって受講しましたが、これまでにも、kintoneの基本やアプリデザイン、JS言語入門など様々なコンテンツを公開講座やeラーニングで受講してきました。

kintoneの学習コンテンツに関しては、公式のサイボウズさんも動画や無料のセミナーなどを豊富に用意されています。私自身も過去にそういったセミナーに参加させていただいたのですが、深いところまで理解しようと思うと、やはり無料のコンテンツでは物足りなさがあります。

新入社員には一歩踏み込んだレベルまで学んでもらうためにも、kintoneの研修はクラウドユニバーシティさんにお願いをしています。また、レベル別に講座があるので、社員のレベルに応じてちょうど良いものを選択できることも助かっています。

ITコンサル事業部 岩本 慶様

社内では利用者向け研修、構築者研修は外部に委託するという選択

TOMAコンサルタンツグループは、サイボウズの公式パートナーでもあります。そのためkintoneを自社の業務に活用することはもちろん、お客様先での構築支援も行っています。

つまり、私たちもkintoneの利用や構築に関するノウハウは持っています。実際に社内でも、作成したアプリの使い方など、利用者向けの研修を実施しています。

ところが、構築者向け研修となると中々実施ができません。構築者向けの研修をするためには、より詳しく専門的な知識をもつメンバーが講師を務める必要がありますが、そういったメンバーは社内外で引っ張りだこで忙しく、時間がとれないからです。

そうした事情から社内研修がなかなか前に進まずに、外部に委託しようと決めました。

研修でkintoneらしさを掴み、スムーズに実地に移る

kintoneはkintoneならではの特徴があるので、プログラミングの知識を持っている人やこれまで他のシステム構築をしてきた人であっても、最初は少し掴みづらいところがあると言われます。

また、事前にkintoneに知識がないと要件定義やアプリの設計を共有する際に話が通じづらく、意思疎通が取れるまでに時間がかかってしまいます。そのためまずは研修を受けてもらい、kintoneの概要や特徴を理解した上で、実務に入ってもらっています。

クラウドユニバーシティでの研修は、人数を絞って質問を受け付けながら進行している点が良いなと思います。kintoneは人によって質問のポイントも異なってくるので、そこをしっかりとフォローいただけるのはありがたいです。

研修で学んだことを実践して身につけるということがやはり一番大切なので、研修後にはどんどん研修の内容も実務に組み込んでいきます。まずは社内のアプリ構築などを通して、kintoneの基本的なスキルアップを図ります。その後、社外の支援先のプロジェクトへ参加して、先輩社員のヒアリング方法や構築の進め方を見ながら、レベルを上げていきます。

「krewData」の共通認識を持ち、構築時間の削減も実現

直近では、「krewData」の企業研修を導入しました。(※編集注:「krewData」とはkintoneのプラグインの1つで、kintoneアプリのデータを集計したり加工したりすることができます。)
「krewDashboard」「krewSheet」など他のプラグインはすでに使用していたのですが、krewDataは理解するのに時間がかかると考え、企業研修の導入を決めました。

研修後、実際に社内での活用をはじめ、今は予実管理に使用しています。これまではJavaScriptによるカスタマイズをしていたのですが、krewDataで簡単にできるものは移行しています。

これまでは、社内にkrewDataの知識を持った人材がいなかったため、そもそも何がどこまでできるのかがよく分かっていませんでした。

今回研修を受講したことで、全員の知識レベルが揃い、「これはカスタマイズが必要」「これはkrewDataでできる」といった判断ができるようになりました。

メンバー同士で共通認識が持てたことで、スムーズに話が進むようになり、またkrewDataを活用することで結果的に構築時間の短縮にも繋がっています。