2019年12月12日、大阪のアールスリーインスティテュート本社にて、『cloud university kintone AD+コース gusuku Customineコース』が初開催されました!講師は、アールスリーインスティテュートのどりぃさんです。
kintoneと連携すれば、やりたいことが実現できる。そんなかゆいところに手が届く、gusuku Customineの操作方法や詳細な機能を事例を体験して学習しました!
gusuku Customineとは
プラグインでは難しい、それぞれ業務に合わせた細かいカスタマイズを、現場の担当者がプログラムを書かずに実現できるサービス。
計算、ボタンの設置、色の変更、フィールドへの既定値のセット、無効化……、思い通りのカスタマイズが簡単に実現可能です。
ちなみにgusukuの由来は「kintoneを守るお城(首里城)になりたい」という願いから名付けられたそうです!
cloud universityとは
サイボウズ製品(kintone / Garoon / サイボウズ Office / メールワイズ)を網羅的に学べる研修カリキュラム。
企業に導入支援を行う講師陣が研修コースを提供。
製品の概要、機能の紹介にとどまらず、現場で活用できる実践的なスキルを身につけることを目標とし、オリジナル研修の開発・提供をしています。
基本的な操作をよくある事例を使ってマスター!
gusuku Customineのカスタマイズでよくある事例には、あらかじめテンプレートが用意されています。
テンプレートに沿って、「やること」と「条件」を設定するだけで、簡単にカスタマイズを作成。テンプレートは随時更新されており、なんと50ものテンプレートが用意されているとか!
本コースでは、テンプレートを操作し、kintoneにどのように反映されるのかを以下の内容で学びました!
事例
・レコードをコピーして再利用する際、一部のフィールド情報のみ内容をクリアする
例:顧客情報のフィールドはそのままに、案件情報のフィールドだけ内容をクリアする
・案件番号を自動採番する
・電話番号やFAX番号の入力エラーチェックをする
・条件付き必須項目設定
例:確度フィールドがAの場合、単価とユーザ数の入力を必須にする、電話の履歴がある場合、メモ欄を必須項目にする
テンプレートは実際にお客様から問い合わせがあったものや、ヒアリングをしたものからピックアップしているのでかなり実用的です!
事例を活用した実践を繰り返すので、自然と操作が身に付いていきます。
あえてつまずきやすい事例を登場させているので、エラーが発生したときの対処方法も学ぶことができました!
複雑な操作も、講師と一緒に行うと理解が深まる
引き続き、gusuku Customineでさらに複雑な設定を講師と一緒に実践していきます。
プログラミングで作成すると、かなりめんどくさい機能もあっという間にカスタマイズできてしまいます。
「こんなことはできるの?」という質問に対しても、その場で演習しながら教えてくれるので、学んだ内容は自社に帰ってから、すぐに活用できますね!
事例
・見込み時期の年度を計算する
・従業員名簿の従業員番号が更新されたら自動的に他のアプリに従業員番号が書き換わる
・既読にするボタンを追加する
・一括承認ボタンを作成する
条件設定のポイントは小さい変更を繰り返すことです。最初から作り込んでしまうと、エラー時の特定が難しくなりますので、気をつけてください!
受講者の声
以前からgusuku Customineを使用していましたが、このコースに参加して、まだまだ知らない機能がいっぱいだとわかりました。
使用方法が難しい印象がありましたが、テンプレート1つ選ぶだけですぐにできちゃいました。kintoneをさらにステップアップしたい時にこのコースを受けるのがベストだなと思います。
プログラミングはやっていないので、kintoneの標準機能でできることを探していました。コースに参加して、gusuku Customineを使えば可能性が広がるなと感じました。思ったよりも操作が簡単なので、やればやるほど「あれやりたい」「これやりたい」がどんどん広がってしまいそうです(笑)
今まで、一覧画面の集計などはプログラミングで苦労してやっていたのですが、gusuku Customineですぐにできたのはびっくりです。プログラミングでいじると余計な部分で時間がかかってしまうので、効率化によりその他の業務に集中できると思いました。
講師からのメッセージ
gusuku Customineは無料のハンズオンセミナーもありますが、そちらはあくまで体験してもらう目的です。本コースでは細かな部分まで設定したい人向けに、順番や条件の設定の仕方をしっかりと学ぶことができます。
gusuku Customineの使い方を体系的に理解したい人はぜひ受けて頂きたいです。受講する価値はあるので、ぜひお問い合わせください!